2024/11/11
『久しぶりの運動で脚が筋肉痛・・・』『3日間くらい筋肉痛が残ってる・・・』こんな経験
は皆さんもされたことがあると思います。
今回は現役のトレーナーが身体の回復時間を筋肉の部位ごとに解説させて頂きます!!
筋肉の発達や成長に不可欠な要素として『休息による回復』があります。
筋トレを行うと一時的に筋組織が破壊され、休息を与えることで徐々に回復していきます。
この休息と回復の過程で筋肉は以前よりも強い状態になって回復をしていきますが
これを『超回復』と呼びます。
筋肉の回復は部位によってその時間に差があります。今回ご紹介する内容を参考にして頂き
『破壊と回復』のサイクルを効率よく回していきましょう!!
部位 | 回復時間 | 筋肉 |
胸 | ~72時間 | 大胸筋など |
背中 | ~72時間 | 広背筋/脊柱起立筋など |
腕 | ~48時間 | 上腕二頭筋/上腕三頭筋など |
上半身の中で大きな胸筋や背中の筋群は最大で72時間、つまり3日間を掛けて回復が
起こります。
トレーニングを行ってから2日経っているのに筋肉痛が引かないというのは
このためです。
部位 | 回復時間 | 筋肉 |
お尻 | ~48時間 | 大臀筋/中臀筋など |
脚 | ~72時間 | 裏モモ(ハムストリングス) |
脚 | ~72時間 | 太もも(大腿四頭筋) |
人体の中で最も大部分の体積を占める下半身の筋肉。
その大きさに比例して下半身の筋群の多くが回復までに3日間を要します。
筋トレを行っていない方でも久しぶりに長く歩いだけで翌日以降から筋肉痛になる
という方も多いはずです。
部位 | 回復時間 | 筋肉 |
お腹 | ~24時間 | 腹直筋、腹斜筋など |
肩 | ~48時間 | 三角筋など |
いわゆるシックスパックを指す腹直筋なども最大で1日の回復時間を必要とします。
他にも腕を上げたり動かす際に使う肩の三角筋も最大で2日間の回復時間が掛かるなど
それぞれの筋肉に応じた回復時間があることがわかりますね。
それぞれの回復時間がわかったところで『毎日筋トレをしてる人達って一体どんな状態?』
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
筆者自身もトレーナーという職業はもちろん、またはライフワークとして週4~5回の
トレーニングを行っております。
よくお客様からも『筋トレガチ勢の方は筋肉痛なども無いんですか?』
と聞かれるのですがそんなことはありません。
ではどうしているかというと『トレーニング部位を毎回変えている』という事になります。
『部位を変えてトレーニング』というのはつまり部位ごとに分けて
筋トレを行っているということになります。
参考までに筆者のトレーニングサイクルをご紹介しますと下記のようになります。
月曜 | 火曜 | 水曜 | 木曜 | 金曜 | 土曜 | 日曜 | |
部位 | 肩 | 脚 | 休み | 胸 | 背中 | 休み | 肩 |
筋肉 | 三角筋 | 大腿四頭筋 殿筋群 | – | 大胸筋 | 広背筋 脊柱起立筋 僧帽筋 | – | 三角筋 |
上記のように、1日ごとにトレーニング部位を変えるサイクルを組んでいるというわけです。
こうすることで破壊された筋群の回復と新たな筋群のトレーニングを
並行して行っている形となります。
筋肉ごとに回復時間やそれに合わせたトレーニングサイクルの必要性
をご理解頂けたかと思いますがでは実際に
『どのくらいの頻度でどこの筋肉をトレーニングするべきか?』と疑問に思う方も
いらっしゃるはず。
次回はトレーニング頻度と組み方に関してご紹介できればと思いますので
また読んで頂ければと思います!!
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明治大学経営学部卒業、SoftBank株式会社に入社。
在職中の不摂生で20kg太ってしまったことがきっかけでトレーニングと食事管理を開始し
20kgのダイエットと体質改善に成功する。
トレーニング&栄養管理の知識を深めた上で、【人生を豊かにする習慣作りのお手伝い】をモットーに自身のパーソナルトレーニングジムを開業。
【保有資格】
米国認定トレーナー(NSCA-CPT)